坪野哲久関連エントリー

殺なく盗なくありしことー坪野哲久における<殺し>

... それは日大ポストドクター森井マスミさんの研究 「坪野哲久における<殺し>ー殺なく盗なくありしこと」 短歌を中心に要約的に紹介します。 ・哲久における憤怒と<殺> 坪野哲久 の「殺」という字の出る有名な歌を紹介した。 われの一世に ...

殺なく盗なくありしことー坪野哲久における<殺し>

坪野哲久 四首

坪野哲久 死ぬるときああ爺(じ)ったんと呼びくれよわれの堕地獄いさぎよからん ちちの黙(もく) ははの慈(じ) われの荒惨のせめぎあいつつ一生(ひとよ)おわるべし つまどいの猫のさわぎも生きもののうつくしさにて春ならんとす 能登に生まれ経堂に住む ...

坪野哲久 四首

坪野哲久 春の歌三首

坪野哲久 春のみづくぼめて落ちし遺響ありおもく静かに水は往きにき 家境ひ春光(はるかげ)みだすこゑきけば雀来い来いぱらつと来いよ たんぽぽのはびこる青に犬は跳びきりきりと排糞の輪をかきはじむ 歌集「北の人」(昭和33年)

坪野哲久 春の歌三首

坪野哲久 春潮のあらぶるきけば

坪野哲久 (つぼの・てっきゅう、明治39年・1906-昭和63年・1988) 春潮(はるしほ)のあらぶるきけば丘こゆる蝶のつばさもまだつよからず 風青くふきたつときにかすかなる虫のいのちも跳びいそぐなり ...

坪野哲久 春潮のあらぶるきけば

坪野 哲久=桜より

坪野 哲久「桜」より 2007年09月20日 ●曼珠沙華(まんじゅさげ)のするどき象(かたち)夢にみしうちくだかれて秋ゆきぬべし● 曼珠沙華はヒガンバナの別称。 田の畔(あぜ)・墓地などに咲く、やや黒ずんだ赤い花は不吉な気分を与える。 ...

坪野 哲久=桜より